実写映画化決定で話題の「寄生獣」
染谷将太さん主演で実写映画化されることが発表された「寄生獣」。私が一番好きな漫画です！
なんといってもストーリーが完成されています。流行りの漫画にありがちな連載を続かせるために無駄な展開を増やすだとか無理やり続編を作るといったこともなく、すっきりとした作品。でも決して内容が薄かったり淡泊すぎたりするわけじゃありません！生きるってどういうことなのか考えさせられます。
私が一番好きなのは、主人公と母親のストーリーです。幼い主人公（男の子）がキッチンで転倒、その衝撃で天ぷらを揚げていた鍋が倒れそうになるのですが、母親は手にやけどを負いながらも息子をかばいます。自分がやけどしたことなど二の次で息子を心配する母親に涙腺が…！さらに高校生になった主人公が母親のやけど跡を見て胸を痛めるシーンにも涙腺が…！
母の無償の愛と、それに対する子供の心情がむちゃくちゃ泣けました。そのあとのストーリーにも母親と子供というテーマが絡んできて、その繋がりにも感嘆です。一応バトル漫画でグロいシーンも出てきますが、ただわくわくさせられるだけじゃなく感動したり深く考えさせられる作品です。